仮想通貨

【仮想通貨】リップル(XRP)とは?特徴と今後を解説

【仮想通貨】リップル(XRP)とは?特徴と今後を解説

2017年、仮想通貨は全体的に価格が上昇しましたが、その中で最も上昇したのが、リップル(XRP)です。

リップル(XRP)は、2017年1月1日〜2018年1月4日の約1年間で、Max360倍価格が上昇しました。10万円分のXRPを保有していれば、Max約3600万円・・・笑

レート引用:bitbank

 

そんなリップル(XRP)ですが、

リップル(Ripple)=仮想通貨(XRP)

とイメージしている方は多いのでは無いでしょうか?

 

正式には、

・リップル(Ripple)は、送金・決済システム

・リップル(XRP)は、Ripple内で使用されるブリッジ通貨

になります。以降で詳細を解説しますが、ここでは混同しない様に、

・Ripple=送金・決済システム

・XRP=仮想通貨

として解説します。

Rippleとは?

Rippleとは、Ripple lnc.社が開発しました送金・決済システム(RTXP)です。

RTXPとは、

・決済を早く・安くするXRP ledgerシステム

・通貨間の壁を取り払う事を目的としているILPシステム

上記2システムを利用し構築しております。

XRP ledgerシステムとは?

XRP ledgerとは、Ripple lnc.社の目標であるインターネットの価値を高めるIoV(Internet of Value)を実現すべく様々な通貨の送金を簡単に行う事を目的としたシステムです。

 

例えば、銀行のATMで、自分の口座に10,000円入金したとします。その時、ATMで表示される自分の口座残高は+10,000円の状態で表示されますが、実際の現金は、ATMの中に残っています。

これは、実際に銀行は10,000円受け取っていないにも関わらず、受け取っている様に表示している為、銀行があなたに10,000円借りている状態だと言えます。

この様な形態をIOUと呼びます。

IOUとは、I Owe You(あなたに借金をしています)の発音から来ており、銀行などで利用されている決済手段の1つです。

IOUは、金銭の取引を省略出来るメリットがあります。

例えば、国際送金をする場合、既存の金融システムでは、反映に数日、手数料5,000円程度必要になります。

ですが、IOUを利用しているXRP Ledgerでは、反映に約5秒、手数料も数十円で済ませる事が可能になります。

ILP(Inter Ledger Protcol)システムとは?

ILPとは、通貨と通貨を繋げるシステムです。

 

例えば、海外の販売サイトで欲しい物がある時、その物を購入しようとすると、ドル以外では支払えない場合があります。そんな通貨の壁を取り払う事を目的としているのが、ILPです。

そして、この通貨の壁を取り払う時に使用されるのが、仮想通貨XRPになります。

XRPとは?

仮想通貨名リップル
通貨単位XRP
用途ブリッジ通貨
開始年月日2012年9月
管理者Ripple Inc.(Validator)
開発元Ripple Inc.
システムPoC
ブロック作成時間なし
ブロック最大容量なし
発行上限数1,000億 XRP

上記表で、特に重要なのが、

用途:ブリッジ通貨

システム:PoC

発行上限数:1,000億 XRP

になります。順番に解説します。

用途:ブリッジ通貨

XRPは、通貨と通貨の間に入り決済の手助けをする事を目的に誕生しました。

 

例えば、

・日本人がアメリカで買い物するには円をドルに両替

・日本人がイギリスで買い物するには円をポンドに両替

・アメリカ人がイギリスで買い物するにはドルをポンドに両替

する必要があります。

 

しかし、ブリッジ通貨であるXRPを利用する事により、

・日本人がアメリカで買い物するには円をXRPに両替

・日本人がイギリスで買い物するには円をXRPに両替

・アメリカ人がイギリスで買い物するにはドルをXRPに両替

する事で、全ての通貨をXRPで代用する事が可能になり、価値の交換がシンプルにする事が可能になります。

 

これを銀行に考えると、銀行で全ての通貨に対応するには、円、ドル、ポンドを準備する必要がありますが、XRPを利用する事で、全ての通貨にXRPのみで対応する事が可能になりますので、手間とコストを削減出来るのです。

システム:PoC

RTXP(送金・決済システム)では、ブロックチェーンを利用しておりません。

以下の記事でブロックチェーンの概要を解説しております。

その反面、XRP Ledgerと呼ばれる仕組みを利用し、分散型管理台帳にトランザクションデータ(取引データ)を追加しています。

このXRP Ledgerでは、ブロックチェーンと同様にノード間で情報を伝えておりますが、トランザクションデータは、ブロックチェーンでは無く、レジャーに記入されていきます。

レジャーには、全てのRTXP内の全口座残高が記載されており、数秒に1度更新されています。この最新の状態は、LCL(Last Closed Ledger)と呼びます。

このRTXP内に記載するには、Ripple Inc.社が定めた一部のValidator(承認者)が承認する必要があります。Validatorには、Microsoft、SBIなど世界的に信用のある企業が選抜されており、UNL(Unique Node List)と呼ばれるリストに登録されています。

この様に定められた承認者が存在する事により、ビットコインが採用しているPoWで発生するスケーラビリティ問題などを解決する事が出来ます。

ビットコインのスケーラビリティ問題に関しましては、以下の記事をご覧下さい。

 

PoWに関しましては、以下の記事で概要を解説しております。

実際にビットコインとXRPの送金速度を比較すると、XRPの処理速度の速さが分かります。

Ripple公式サイトより引用<https://ripple.com/xrp/>

 

この様に処理速度の向上を目指し、PoWの様に膨大な計算量を必要とせず、一定の承認者が存在する形態をPoC(Proof of Concept)と呼びます。

発行上限数:1,000億 XRP

XRPが採用しているPoCでは、PoWの様に膨大な計算処理が必要では無く、Ripple Inc.社が定めたValidatorが承認しているので、マイニングが不要になります。マイニングが不要になると言う事は、通貨の新規発行が行われません。

ですので、XRPは既に発行上限である1,000億 XRPの発行を完了しております。

しかし、発行された全てのXRPは市場に出ておらず、約半数以上が現在Ripple Inc.社で保有されており、このXRPは完全に使用出来ない様に凍結されております。

何故、この様に凍結しているのか?

これは、XRPの発行枚数が1,000億 XRPと多く(ビットコインの発行上限枚数は2,100万 BTC)、この全てのXRPが市場に流れると、希少価値が低くなり、価格が下落するのでは無いか?と懸念されておりました。

そこで、Ripple Inc.社は、一定期間保有しているXRPを凍結し、定期的に市場に流す事で価格を安定させると発表しました。これをロックアップと呼びます。

Rippleが広まる=XRPの価格上昇では無い

如何でしたか?

ここまで読んでいただけた方には、RippleとXRPの違いが少しイメージ出来たと思います。

 

Rippleに関しましては、現在、利用検討する企業・団体は増加傾向です。

RippleNetとは、Rippleを利用する企業・団体ネットワークの総称です。

などなど。

 

ですが、

Rippleを利用する企業・団体が増える=XRPの価格も上昇する

とはなりませんので、XRPの価格上昇を望んでいる方は、上記の様な情報を知っても、爆益情報として扱うのは、おすすめしません。

XRPはあくまでブリッジ通貨であり、これを利用する企業・団体が増えてこそ、価格は上昇するので、しっかりと違いを見極める事は大切です。

勿論、

Rippleを利用する=XRPを利用する可能性がある

事は事実なので、リップラーにとっても嬉しい情報であるのは間違いないでしょう!

今後の動向に注目ですね。