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【仮想通貨】ビットコインキャッシュ(BCH)とは?特性と今後を解説

【仮想通貨】ビットコインキャッシュ(BCH)とは?特性と今後を解説

2017年8月にビットコインよりハードウォークし誕生しましたビットコインキャッシュ(BCH)。

ハードウォークとは、対象の仮想通貨に既存のルールを無視し、新しいルールを適用した通貨に分離する事を指します。

イメージは以下の図になります。

ビットコインに関しましては、以下の記事で解説しております。また、ビットコインとビットコインキャッシュは基本的な特性は特に変わりませんので、共通する部分に関しましては、今回は省略しております。

2018年に入り、良い噂をよく聞くビットコインキャッシュですが、どの様な仮想通貨なのでしょうか?

次項より解説しておりますので、ご覧下さい。

ビットコインキャッシュとは?

特性

仮想通貨名ビットコインキャッシュ
通貨単位BCH/BCC/XBC
用途決済
開始年月日2017年8月
管理者不在
開発元独立した開発チーム
システムPoW
ブロック作成時間約10分
ブロック最大容量8MB(最大32MB)
発行上限数21,000,000 BCH

上記表で特に重要なのが、

・ブロック作成時間:約10分

・ブロック最大容量:8MB(最大32MB)

になります。順番に解説します。

ブロック作成時間:約10分

この点は、ビットコインと同じなのですが、

ブロック作成時間が同じと言う事は、ビットコインキャッシュでも、承認詰まりは多いの?

と思われる事もありますので、重要な点として今回挙げております。

 

一言で言うと、ブロック作成時間が同じでもビットコインキャッシュでは承認詰まりは発生し難くなっております

理由としては、ビットコインとビットコインキャッシュでは、1ブロックに格納出来るトランザクション量が違う為です。次項で解説します。

ブロック最大容量:8MB(最大32MB)

ビットコインでは承認詰まりが発生する場面でも、ビットコインキャッシュでは発生しない理由は、ブロック最大容量がビットコインに比べ、約8〜32倍大きい為です。

1ブロックの作成時間は同じですが、ビットコインキャッシュの方が、より多くのトランザクションを格納出来る為、処理速度が早いのが理由です。

 

船で例えましょう。

例えば、BTC号とBCH号の2隻船があるとします。この2隻は、同じ時間に発車を繰り返しており、違うのは、乗船出来る人数です。そして、最終的に2400人を目的地に運搬するとします。

BTCでは一度に100人乗船出来るのに対し、BCHでは一度に800人乗車する事が出来ます。

すると、同じ時間に発車を繰り返しても、BCHは3回目の発車で2400名運搬完了になりますが、BTCでは3回目の発車では、まだ残り2100人も残ってしまっています。

 

これが、ビットコインでは承認詰まりが発生する場面でも、ビットコインキャッシュが発生しない理由です。

 

では、ビットコインもブロックの最大容量を大きくすれば良いのでは無いか?と思いますが、ブロックの最大容量が大きい(ビックブロック)とそれはそれで新たな問題が発生します。

ビットコインキャッシュの問題点

ビッグブロック故の問題

ビットコインはビットコインキャッシュに比べスモールブロックです(1ブロックの容量が小さい)。スモールブロックでは、未確認取引(承認詰まり)の増加・手数料高騰などの問題が発生する反面、1ブロックの処理能力もビットコインキャッシュに比べ、不要になるので、分散管理する事が可能でした。

 

対して、ビットコインキャッシュはビッグブロック(1ブロックの容量が大きい)なので、未確認取引(承認詰まり)・手数料高騰などの問題が減る反面、1ブロックの処理能力はビットコインに比べ、大きく必要となります。

これは、ブロックチェーンに参加しているノードが補える処理能力を超えており、企業・団体などが行えるレベルにまでなりますので、マイニングが集中化し中央集権になってしまう可能性が高まります。

 

ですので、ビットコインに比べビットコインキャッシュは、マイナーにメリットのある方向へ進む可能性が高いのが現状です。

決済通貨に相応しいのはビットコインキャッシュ

如何でしたか?

ビットコインキャッシュは中央集権化する可能性は高いですが、未確認取引・手数料高騰などを防ぐ事が出来るので、ビットコインよりビットコインキャッシュの方が決済通貨として相応しいと思います。

そして、将来的にはビットコインに代わりビットコインキャッシュが、仮想通貨の基軸通貨としての座を奪う可能性も十分考えられます。

以下の記事で、ビットコインとビットコインキャッシュの比較をしておりますので、ご覧下さい。

その為にも、

・ビットコインキャッシュで決済出来る場所の増加

・それに伴う利用者の増加

など必要になる事でしょう。決済通貨は利用者が増えてこそ、意味のある通貨です。

今後、どれほど世界に浸透するのかは分かりませんが、先は明るいと信じております。