仮想通貨

ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ (BCH)の特性、周囲の声などを比較

ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ (BCH)の特性、周囲の声などを比較

仮想通貨の基軸通貨であるビットコイン(以下、BTC)ですが、2018年に入りBTCの問題点を改善したビットコインキャッシュ(以下、BCH)への注目が高くなっています。

BTCの問題点は以下の記事で解説しております。

そこで両通貨を比較し、将来性があるのは、

・BTCなのか?

・BCHなのか?

を特性、周囲の声などを比較し、一度ここでまとめようと思います。

まずは、BTCとBCH、両通貨の特性から確認していきましょう。

BTCとBCHの特性

両通貨の特性を比較

仮想通貨名 ビットコイン ビットコインキャッシュ
通貨単位 BTC BCH/BCC/XBC
用途 決済 決済
開始年月日 2009年1月 2017年8月
管理者 不在 不在
開発元 ビットコインコア 独立した開発チーム
システム PoW(Segwit) PoW
ブロック作成時間 約10分 約10分
ブロック最大容量 1MB 8MB(最大32MB)
発行上限数 21,000,000 BCH 21,000,000 BCH

上記比較表で重要なのが、

・開発元の違い

・Segwitの導入・非導入

・ブロックの最大容量

になります。まずは、この部分を順番に確認していきましょう。

開発元の違い

BTCは、サトシナカモトと呼ばれる謎の人物が作成した設計書を元に、それに共感した開発者達が開発しました。

開発したソースコードは公開されておりますが、コードを編集出来るのは、ビットコインコアと呼ばれる一部の開発者達のみです。

この部分だけで判断すると「非中央集権を唱っているコインを作っている体制は、中央集権ぽくて笑う」と思われるかもしれません。

ですが、「ここをこうするのはどう?」といった改善提案をする事は誰でも可能です。これはBIP(Bitcoin Improvement Proposals)と呼ばれております。※BIPリンク先は、外部リンクになります。

 

BCHは、ビットコイン開発者達がBTCに導入したSegwitと呼ばれるアルゴリズムに、導入反対していたマイナー(採掘者)達が集結し開発しました。

この開発チームは、各地に存在しているので、BTCよりも非中央集権寄りに聞こえますが、開発チームのほとんどがマイナーである為、マイナーの意見=BCHの方向性になり易いです。なので、BTCよりも非中央集権的と考えるのは少し安易かと思われます。

Segwitの導入・非導入

Segwitとは、BTCに導入されている技術の1つです。これは、BTCの抱えているスケーラビリティ問題を解決する為に導入されました。

スケーラビリティ問題とは、BTCを支えているブロックチェーンが採用しているPoWの影響で、決済に悪影響を与えている事を指します。

BTCを支えているブロックチェーンの特性上、1つのブロックに保管出来る容量は1MBに制限されています。更に、1ブロック作成するのに約10分必要な為、取引量が多くなると取引完了までに時間が必要になります

これでは、今後BTCの利用者が増加した時に、決済として役割を果たす事は難しいと考えられています。

そこで、ビットコインコアは、BTCにSegwitを導入し、取引データの圧縮を行い、1ブロックに保管出来る容量を増やそうと考えましたが、Segwitを導入すると、

・ブロックの容量を最大1.7MBしか拡大出来ない

・Segwitはとても複雑な構成の為、1度導入してしまうと後戻り出来ない

などの要因からSegwitを導入・非導入で、ビットコインコアとマイナーで意見が分かれました。そしてマイナーはこれを機に、BCHを開発する事になります。

ブロックの最大容量

Segwitを導入したBTCの最大ブロックサイズは1.7MBです。

対してBCHは8MBですが、取引量が増加した場合、32MBまで拡張が可能です。つまり、ブロックサイズの大きいBCHの方が決済通貨としては有利です。

ただ、1ブロックの容量が大きいと、それだけマイニングにも影響が出ます。

動画などを視聴する時に、容量の大きい動画を視聴するのに時間がかかるのと一緒です。具体的には、BTCのマイニングを行う時よりも、BCHのマイニングを行う時の方が、よりマシンのスペックや高速回線が優れているマイナーに利益が集中する事になります。

BCH派多数?周囲の声を比較

BTCに期待する声

正直、BTCの好材料になり得る情報は、2018年6月時点ではほとんどありません

長期的に見ても、BCHに基軸通貨としての座を奪われるとの声が多数です。

ただ、これを言い換えれば、まだBTCが仮想通貨の基軸通貨であるが故なので、BTCを総悲観するのは早いと思われます。

BCHに期待する声

「総悲観するのは早い」と言いましたが、やはり世間ではBCHに注目が集まっているのは間違いないです。

好材料をまとめると、

・2018年1月にアメリカ最大の取引所「Coinbase」にBCHが上場しました。Coinbaseは米国ユーザー約1000万人が利用する業界最大の取引所なので、ここでBCHが売買される事は出来高増加を意味します。

また、Coinbaseに上場する為の審査はとても難しく、扱っている通貨も「BTC」「LTC」「ETH」の3通貨しか扱っていませんでした。そんな中、BCHが扱い始められたという事は、BCHの存在意義が高まっている証拠です。

・2018年6月4日より一部取引開始しました、大手証券会社SBIホールディングスが運営する取引所「SBI Virtual Currencies」が6月11日よりBTCよりも先にBCHの取扱いを開始する事を発表しております。

SBI北尾社長は、「今後、BCHに力を入れたい」と発言されていたので、今回BTCよりも先にBCHを取扱い開始した事も肯けます。

上記以外にも、BCHが日本のコンビニ決済で使われる(おそらく、ファミマ?)噂や、BTCの神と呼ばれているRoger Verも「BCHこそが真のBTCである」などとBCH支持派になっている事なども含めると、近い内にBCHがBTCの座を奪う事も十分に考えられます。

BCHへの期待は高まるばかり

如何でしたか?

BTCとBCH。両通貨を比較すると、現状、BCHへの期待は高まるばかりです。

余談ですが、僕は仮想通貨に投資を行なっており、投資を始めた頃にBTCを購入しましたが、今後、全てのBTCをBCHに替えようと考えています。

この判断が吉と出るのか、凶と出るのかは、10年後のお楽しみです。